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観光スポット

日光東照宮は徳川家康を祀る神社。国宝8棟・重要文化財34棟を含む55棟の建造物が並んでおり、その艶やかな姿は圧巻です。近隣には日光二荒山神社も立地。入口の神橋は日本唯一のはね橋といわれ、山口県の錦帯橋、山梨県の猿橋と並ぶ日本三大奇橋として知られています。

男体山の噴火によって生まれた中禅寺湖は奥日光の入口に位置しています。周囲約25kmの自然を遊覧船でめぐるのがおすすめ。船の駅「中禅寺」から約15分歩くと華厳の滝があり、高さ97mから勢いよく落ちるダイナミックな滝の水しぶきと爆音が楽しめます。

江戸時代に発見された温泉で、かつては大名や日光詣の僧侶のみが入浴を許されていたそう。明治以降に一般開放され、多くの温泉旅館やホテルが立ち並ぶ一大温泉地となりました。渓谷の自然を堪能できる鬼怒川ライン下りや鬼怒楯岩大吊橋、鬼怒川温泉ロープウェイなど、アクティビティも豊富です。

龍がうねる姿を思わせるダイナミックな景観が魅力。大きく白龍峡、青龍峡、紫龍峡の3区画に分けられ、滝や奇岩、四季折々の自然が織りなす美しい眺望が楽しめます。ハイキングは約1時間コースから約3時間コースまでさまざま。その先には、川治温泉があります。

夏は避暑地、冬はスキー場として多くの観光客が訪れるリゾート地です。那須ハイランドパークや那須どうぶつ王国、那須サファリパークなど、遊びどころ満載。屋内で過ごしたい人には、那須ステンドグラス美術館や宝石探しトレジャーストーンパーク、那須とりっくあーとぴあ、那須ガーデンアウトレットがおすすめです。

宇都宮に行ったら、一度は食べておきたいのが宇都宮餃子。野菜多めで胃もたれしにくいのが特長です。11月第一土日には「宇都宮餃子祭り」があり、2023年は11月3日～5日の3日間に開催。一皿200円でさまざまな店の味が楽しめるイベントです。

日光のゆばは「湯葉」ではなく「湯波」と書きます。2枚仕立てで、京都のゆばより少し分厚いのが特長。日光を開山した山岳僧侶が、タンパク質補給できる食べ物として持参したそう。日光東照宮の周辺にはおいしいゆばを味わえる老舗が点在しており、「ゆば丼」などが有名です。

佐野市発祥の、耳の形をしたうどんです。「悪い噂を聞くことなく1年過ごせるように」という願いや、無病息災などの意味がある一方、正月の仕事を減らす目的もあったのだとか。里いもや大根などをだし汁で煮て、しょう油やみりんで味付けしたものに、入れるのが一般的。

日本名水百選「出流原弁天池湧水」があり、水の街として知られる佐野市。ここで生まれた佐野ラーメンは透明感のあるスープが特長です。なお、佐野市が運営する「佐野らーめん予備校」は、ラーメンの作り方から創業までをサポートする珍しい取り組みとしてメディアでもたびたび紹介されています。

出流原弁天池湧水など水源豊かな栃木では、お酒造りが盛んに行われています。日本酒は甘口が中心。足利市や鹿沼市にワイナリーがあり、味わった方も多いのではないでしょうか。那須高原ビールやろまんちっく村の地ビールなどビールの醸造所も多く、お酒めぐりの旅が楽しめます。